ママと赤ちゃんの健やかな生活のためにお役に立てると嬉しいです。どうぞごゆっくりご覧くださいね。

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スムーズに断乳を成功させる方法

断乳は赤ちゃんにとってもママにとっても大仕事です。

スムーズにトラブルなく断乳できるようにしっかりと準備しましょう。

「断乳する」と決めたら3日間でやりきってしまいます。これが成功の秘訣。

準備と計画をしっかり立てて断乳するようにしましょうね。


断乳の準備 第1段階

自然と母乳の量が減ってきて断乳する場合以外はママの準備が必要です。

まだまだたっぷりと母乳が出る状態で突然断乳してしまうと乳腺炎になってしまうことがあります。

乳腺炎になると高熱が出たり、おっぱいに激痛が起こったりしますので注意しましょう。

断乳をしようと決めたのなら準備段階から脂っこいものやアイスクリームなど高カロリーのものなど乳管が詰まりやすい食べ物は避けるように心がけておきます。

赤ちゃんの準備としてはお気に入りの遊びやおやつなど発見しておくと、おっぱいが欲しくてグズグズしたときに役立ちます。

断乳の最大の難関は夜です。おっぱい以外のねんねグッズやねんねの方法を見つけておくとかなりラクに断乳できるでしょう。


断乳の準備 第2段階

断乳に向けておっぱいの時間・回数を減らし、赤ちゃんがおっぱいなしでいられる時間を増やすと同時に母乳の分泌を抑えます。


1.おっぱいタイムを徐々に減らしていく。

1回に10分飲ませていたのなら8分・5分と徐々に減らしていきます。

おっぱいに母乳を残すことで母乳の分泌が減っていきます。赤ちゃんの断乳ストレスも軽減されます。


2.おっぱいの回数を減らしていく。

おっぱいタイムを減らして2~3日様子を見て、赤ちゃんが平気そうなら次は回数を減らしていきます。

朝と夜だけ、その次は夜だけと徐々に減らしていきましょう。赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣いたときはおやつや飲み物をあげたり、散歩に出かけたりと他のことで気を紛らわせるようにしましょう。


3.赤ちゃんとママの準備はできましたか?

お昼間、赤ちゃんがおっぱいなしでもぐずらなくなった。お昼間、ママはおっぱいをあげなくてもカチカチに張らなくなった。

これで断乳の準備は完了です。いつでも断乳スタートできます。


断乳計画 タイミング編

断乳を始めるタイミングですが、多くの赤ちゃんがおっぱい欲しさに夜泣きをします。土日や連休などパパの仕事がお休みの日に合わせて断乳開始するようにしましょう。

ママが抱っこすると赤ちゃんが余計おっぱいを欲しがるかもしれないので「夜泣きはパパに任せる」くらい言っておいてもいいでしょう。

ママも授乳・搾乳ができずおっぱいが張ってツライ3日間になるかもしれません。前もって家族に協力をお願いしておきましょう。


断乳計画 実践編

いよいよ断乳スタートです。「赤ちゃんは泣いてグズるもんだ」と覚悟して始めましょう。

お話ができるようになった赤ちゃんには事前にしっかりと言いきかせておくとスムーズに断乳できるケースが多いようです。


1.3日間は赤ちゃんがどんなにぐずってもおっぱいをあげない

断乳をスタートしたら絶対におっぱいをあげないのが赤ちゃんにとってもママにとってもスムーズに断乳できるポイントです。

赤ちゃんは3日間乗り越えれば諦めることが多いと言われいています。中には3日間では諦めてくれない赤ちゃんもいますが、ここは赤ちゃんとの根気比べです。断乳は必ずできます。頑張りましょう。

ママは3日間は母乳を搾らないようにしましょう。だたし痛くてツライときは痛みが和らぐ程度に少し搾るようにしてください。我慢しすぎると乳腺炎になってしまいます。


2.ママのおっぱいケア

ママのおっぱいケアをしてあげましょう。搾乳をしておっぱいに溜まった母乳を出してあげます。

次は5日~1週間溜めて搾乳、次は1ヶ月貯めて搾乳・・・。4ヶ月間くらいは月に1回の搾乳をしておっぱいケアの完了です。


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断乳の後はフォローアップミルクが必要?

断乳後はフォローアップミルクは必要なのか?悩むところですよね。

赤ちゃんが好んで飲むのであれば牛乳を飲む感覚でフォローアップミルクを飲ませてあげると良いでしょう。

でも母乳で育った赤ちゃんはフォローアップミルクを嫌う傾向があるようです。

離乳食をしっかり食べられているのであれば無理にフォローアップミルクを飲ませる必要はないそうです。

どうしても栄養面で心配なのであればホットケーキに混ぜたりシチューに混ぜたりして摂らせるようにしましょう。


断乳はしなくちゃいけないの? 

赤ちゃん自身が卒乳してくれるとママの負担は減りずいぶんラクになりますよね。でも、なかなかおっぱいから離れられない赤ちゃんが大半です。

現在では、おっぱいの卒業の時期は赤ちゃんにまかせるという考え方が主流になっています。赤ちゃんまかせにするとどうしてもゆっくりめになってしまいますが、それでも問題ないということ。

なんとなく「1歳を過ぎたらおっぱいは卒業」って思ってませんか?そんなことはありません。2歳近くになってもおっぱいから卒業できない赤ちゃんはたくさんいます。

【おっぱいをあげている時間=あかちゃんとのスキンシップの時間】
と捉えると無理に断乳する必要はないのです。

実際、平成14年から母子手帳から「断乳」という言葉が削除されました。

1歳を過ぎてもおっぱいを飲んでいることが珍しくも恥ずかしくもないということが公に認められたということなんです。

「断乳が必要か」というと赤ちゃんの間は断乳をする必要はないといえますね。

つまり、赤ちゃんが1歳くらいで「周りが断乳を始めたから」と焦る必要はないということです。

ただし、1歳半を過ぎて哺乳瓶でミルクを飲んでいると虫歯になりやすいので注意してあげてください。


断乳の時期 おっぱいはいつまで? 

現在ではママ主導の断乳より赤ちゃんが自然とおっぱい・ミルクから卒業する卒乳が認められるようになりました。

でも母乳を与え続けるということはママにとってとても負担が大きいです。

夜中に何度も起こされて授乳をしたり、おっぱいを噛まれたり、強く吸われすぎて乳頭亀裂を起こしたり。

ママが辛いときは断乳という選択も間違いではありません。

 

ママが平気でも赤ちゃんがいつまでもおっぱいから卒業してくれなかったら心配になってきますよね。

赤ちゃんの自立にも影響するんじゃないでしょうか。

事実、アメリカでは子どもが5歳になるまで母乳を与えていた母親から親権を剥奪するという裁決が下されたことがありました。

理由は「子どもの感情発達を阻害させる可能性がある」というものでした。

この裁判はその後、母親がカウンセリングを受けるという裁判所命令に従えば親権を取り戻せるという裁決となりました。

さて、5歳になるまでおっぱいを飲んでいたら本当に子どもの感情発達を阻害するのでしょうか。

5歳の子どもががまともに母乳を飲んでいたとしたら、年相応ではないのは明らかです。

5歳にもなれば、自分はもう赤ちゃんじゃないというプライドが芽生えてくる時期。

「おっぱいを飲むのが恥ずかしい」と思える時期なのです。

そして昼間は何時間も親と離れて生活し、眠いときはひとりで寝る。

つまり精神的に自立してくる時期といえます。

たまに甘えておっぱいをまさぐる程度ならありえますが、この時期までおっぱいから離れなれないとなると精神的な自立に問題が生じる可能性が考えられますよね。

早い子なら2歳、ほとんどの子は3歳くらいには「おっぱいなんて赤ちゃんみたいで恥ずかしい」という気持ちが出てくるはずです。

ママから離れて自立する第一歩。

ママも寂しいでしょうが、赤ちゃんの成長を後押しする意味でも2~3歳くらいには卒乳、または断乳することが望ましいと言えます。


断乳をする理由は人それぞれです

断乳は「ママが強制的に授乳・ミルクを終わらせること」
卒乳は「赤ちゃんが自然とおっぱい・ミルクから卒業すること」です。

周りに断乳をしているママがいると焦るかもしれませんがそれぞれ理由があって断乳するのであって
「みんながしてるから」と無理に断乳する必要はありません。

では、断乳する理由とは何なのでしょうか。

  • ママが仕事などで第3者に赤ちゃんを預けるから
  • ママが妊娠したため
  • 家族計画でママの生理の再開を早めるため
  • ママが薬を飲む必要ができたため
  • 赤ちゃんがおっぱいを噛むから
  • おっぱいやミルクばかり欲しがって、離乳食が極端に遅れたため
  • 遊び飲みばかりしてるから
  • ママの負担を減らすため
などが挙げられます。

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